パンストック
福岡で絶大な人気を誇り、全国から「パンストック詣」を行うパンマニアが集まる聖地。スポットライトでパンが照らされる劇場のような空間。発酵によって自在にコントロールされた、高加水のパンは、感動のやわらかさ、口溶けよさ。ハード系にもっていた「硬い」というイメージを覆す。平山哲生シェフは、新麦コレクション九州支部長。地元の小麦を積極的に使用し、そのおいしさを多くの人に知ってもらう活動の先頭に立っています。
パンダイゴ
見渡す限り阿蘇の山々。そんなすばらしい風景の中に名店がたたずんでいます。ホシノ天然酵母種を使用。師匠であるカリスマ「風見鶏」福王寺豊シェフ譲りの独創的なパンを、阿蘇の雄大な自然が育む食材を使って作ります。 熊本製粉の新麦「Premium T」の普及にも積極的に関わり、誰よりもこの小麦を手の内に入れているひとり。スペシャリストの手で作られた熊本の小麦のおいしさをぜひ味わってください。
Boulangerie NOAN
おいしいパン屋さんがたくさんあるリゾート地として、たびたびメディアに取り上げられる、福岡県糸島市。中でも真打的存在が「NOAN」です。野菜や肉、そして小麦など糸島の食材を使ったパンが評判を呼んでいます。特に、ちゅるちゅるした食感がとんでもない超高加水のロデブは大人気商品です。田村秀亮シェフは、最先端の技術を取り入れ、柔軟な発想でパンを作る人。発酵を最小限に抑える製法は、小麦そのもののもつ風味を生かします。
BLUE JAM
「365日」で国産小麦のパンに新しいページを開いた杉窪章匡シェフのプロデュース店。 九州はおいしい食材の王国です。福岡に送り込まれた愛弟子・櫻井広基シェフが、九州の素材を開拓、新たなパンを作りあげています。 発酵を抑え、小麦そのものの風味を引き出す製法が九州産小麦と出会い、新たなパンの地平線が生まれました。「365日」などで杉窪シェフのパンを食べたことがある方も、そうじゃない方も、ぜひこの機会にお試しください!
Pois
カラフルなパン屋さんです。パステルカラーがちりばめられたおしゃれな店舗に、色とりどりの食パン。小松菜、人参、かぼちゃ、紫芋を使った4色の映える食パン。野菜が大好きな阿川 真弓さん。六角形のメガネにベレー帽がトレードマーク。パン教室の講師を振り出しに独学でパンを極め、名店「NOAN」に押しかけ研修を行い、すごいパワーで山口を代表する人気店を作り上げた。100%国産を使用する小麦LOVER。ロデヴに入れる水分量は120%という超高加水。ここに紫蘇など地元産の野菜を練り込んだパンは空前絶後。新麦で作るパンが待ち遠しい!
マツパン
押しも押されぬ名店「パンストック」平山哲生シェフの一番弟子が、「マツパン」松岡裕嗣シェフ。高加水で口溶けのいい生地を踏襲、さらに自らの感性とお客さんへのやさしさを付け加え、独特の世界観を作りあげました。塩や油や砂糖をなるべく減らして、毎日食べられて体にいいパンを目指す一方、どこにもない食感や食材の組み合わせを提案するべく、日々努力する試作の鬼。これから全国区になるだろう九州期待の一番星です。
MOROPAN
古民家からコンクリート打ちっぱなしの今っぽい店舗に移転、ますますパワーアップしたお店。ほぼほぼのパンがとんでもない。食感が斜め上すぎる。ふにゃふにゃで自立できないぐらいだったり。もっただけでへこむぐらいやわらかだったり。表面はぱりっぱりで中身は口溶けじゅるっじゅるだったりと、フレンチトーストやメロンパンといったおなじみのアイテムも諸永裕士さんの手にかかると途轍もない食べ物に変貌。というわけで、大人気で行列が絶えません。「食べ終わったあと、また食べたいと思うものを作りたいと思っています」と諸永裕士シェフ。食べたら最後、やみつき確定のおいしさです。
la boulangerie de Harimaya
「新麦コレクションに出会って、パンとの向き合い方が変わりました」という大原弘資シェフ。生産者の思いを受け止め、小麦を大事にしてパンを作るようになりました。大原さんが得意とするのは、皮までぜんぶ食べる全粒粉。「小麦の魅力がダイレクトに伝わります」既存の製法にしばられず、小麦と酵母(発酵種を自家培養)の声に耳を傾けながら、自由にパンを作ります。小麦の風味が濃厚なパンは、九州のパンマニアから支持を集めています。